VR/XR・デジタルツイン 五感共鳴型シミュレーション

デジタルツインで、自然の「ゆらぎ」をオフィスに実装する。
光と音が共鳴し、人のパフォーマンスを最大化する次世代の空間設計シミュレーション。

現代のオフィス環境において、効率化の追求は不可欠ですが、一方で人間が本能的に求める「自然のゆらぎ」が失われがちです。
株式会社カラボは、最新のデジタルツイン技術と独自の感覚データベースを融合させ、視覚・聴覚を含む五感すべてに訴えかける「バイオフィリック・オフィス」の構築を支援します 。

物理現象を1/1スケールで再現する高精度なシミュレーションにより、設計段階で「心地よさ」や「機能性」を数値化。
確かなエビデンスに基づいた、失敗のない空間体験を提供します 。

OUR CORE
カラボが提供する4つの核となる技術

高効率な「感覚データベース」と独自のワークフロー

自然界の「1/fゆらぎ」や「色彩調和論」を含む感覚データを蓄積した「感覚データベース」に基づき、NVIDIA Omniverse、Grasshopper、UE5を組み合わせた独自のワークフローを構築 。現実世界の物理現象(布の動き、音の反響、光の拡散)を高い精度でシミュレーションすることが可能です 。

精密な空間認識とデジタルツイン(Partner: テングンレーベル)

協力会社であるテングンレーベル社の3D点群データ計測技術を導入。 既存の建築構造をミリ単位でデジタル空間へ写し取り、現実と寸分違わぬ「写し鏡」としてのデジタルツインを構築します。 「今あるオフィス」の形状に基づき、最適なデバイス配置や環境改善案を事前にシミュレートします。

VRによる「事前の実証・体験」

施工前に、デジタルツイン上で構築した空間をVRで体験可能です 。 光のグラデーションや音の響きを確認できるため、完成後の「イメージの乖離」をゼロに近づけます 。

色彩ナッジと行動心理の統合

カラボのデジタルツインは、単に見た目を再現するだけではありません。「色彩」が人の心理や行動に与える影響を科学的に分析し、無意識のうちに望ましい行動を選択させる「ナッジ」のデザインを統合しています 。

無意識レベルの行動変容
栄養表示などの「意識させる」情報ではなく、器やトレー、メニューUIの色、ゾーニングといった「視覚的な直感」によって、自然とヘルシーな選択や社会貢献的な行動を促します 。

デジタルツインによるABテスト
どのような色の組み合わせが最も自然に、かつポジティブに人の行動を変えるのか。現実世界で検証するには多大なコストがかかる「色彩による行動変容」を、デジタルツイン上で高精度に事前検証します 。

SOLUTION
多感覚パネルによる
バイオフィリック・オフィス

二層構造の可変パネル

上層は吸音材とLED、下層は光を拡散し音を反射しやすい素材で構成されています。

行動に寄り添う「モードチェンジ」

集中モード
パネルが波打ち、表面積と空気層が増えることで吸音性が向上。深い思考をサポート。

会話モード
上下層を平行に保ち、音を反射しやすくすることで活発なコミュニケーションを促進。

光のグラデーション

パネルの波打ちによりLEDとの距離にムラが生まれ、森の木漏れ日のような自然な光のゆらぎを創出します。


二層構造の可変パネル

集中モードでは、上層が波打って空気層と表面積が増えるため吸音性が高まる。LEDと下層に距離のムラができ、光にグラデーションができる。

会話モードでは、上下層が平行で、空気層が少ないため音が反射しやすく拡散性が高まる。

CASE STUDY
色彩ナッジによる社会実装

実装において私たちが大切にしているのは、ユーザーが「今、自分はいいことをしている」と直感的に実感できる驚きと共感のデザインです。

ヘルシーメニュー選択実証

器・トレー・メニューUI・ゾーニングの色設計によって、利用者が罪悪感からではなく「なんとなくこっちのほうが心地いい」「自分に優しい気がする」などの感覚で選べるかを検証し、他の飲食空間にも展開可能なモデルとして設計する。


意識していなくても、自然と“ちょっと未来にやさしい一皿”を手に取りやすくなる場へと変える。

ゴミ分別DX実証

ゴミの分別などの日常的な行為において、正しくアクションした瞬間にリングがふわっと光り、心地よい音が鳴るようなフィードバックを設計 。この「心地よい驚き」が、無理なく続けたくなる仕組み(UX)を創り出します。


また個人の小さな行動(分別など)を「街のカラーマップ」として可視化することで、自分の行動が100年先の街の色に繋がっているという、社会との深い共感を創出します 。

EXPERIENCE
実証実験と確かな実績

「音と光がゆらぐ」空間が、人の行動や心理にどのような影響を与えるかを科学的に分析しています。
本ソリューションは、未来の都市づくりを象徴する高輪ゲートウェイシティにおける実証実験※において、その有効性を検証しています 。

※2026年3月実証実験予定

THE LINKPILLAR 1 および Gateway Park イメージパース

VALUE
導入による価値

デジタルツインによる事前シミュレーションで無駄な施工コストを抑え、確実な投資対効果を実現します。この最適化された環境が、従業員のストレスを軽減してウェルビーイングを高めるとともに、集中と協働のバランスを調整。業務内容に最適な空間を提供することで組織の生産性を最大化し、アウトプットの向上を後押しします。

「Color Nudge Clean City」の実証において、ゴミ分別を「ただ捨てる行為」から「資源を循環に戻すスイッチ」へと再定義する取り組みを行っています 。ゴミ箱の色彩をリデザインし、正しく分別した瞬間にLEDリングが光り、心地よい音を鳴らすという五感へのフィードバックを導入 。これにより、利用者が直感的に迷わず分別できるだけでなく、「自分は今、いいことをしている」というポジティブな感情を引き出し、無意識レベルでの行動変容を促します。

また、飲食エリアでは「Color Appetite & Health Lab」を展開し、色彩ナッジによる健康的な選択を支える仕組みを検証しています 。器やトレー、メニューUIの配色、およびゾーニングの工夫により、利用者が意識的な努力や罪悪感に頼ることなく、自然と「未来にやさしい一皿」を手に取りたくなる環境を構築 。無理なく続けたくなるポジティブな動機付けを通じて、心豊かな暮らしの実現を目指しています。

これらの実証実験を通じて、個人の小さな行動が100年先の街の色や「地球益」へとつながる、新しい都市体験の価値を証明していきます。