1934年、シカゴで世界初のカラーコンサルタントが誕生しました。
彼の名はフェイバー・ビレン。色彩の権威者です。
色彩心理学やカラーセラピーの本を読んだり、調べたりした方はこの名前に聞き覚えのある名前かも知れません。
アメリカ・シカゴの画家の息子として生まれたビレンは、シカゴ大学で色彩学を学ぶ中で色彩から様々な反応現象を起こす《人間そのもの》興味を持ち研究をはじめます。彼は研究の成果として、《色彩》が私たちの生活をサポートし、《色彩》が私たちの心と体のさまざまな問題を解決してくれることを明らかにしてくれました。
1934年、彼はシカゴの事務所ではじめて「カラーコンサルタント」と名乗り、個人・企業・政府を対象とした「カラーコンサルタント」という職業を生んだのです。外科医が着る手術着を血の色の補色である青緑色に変えたのも彼の大きな功績のひとつです。